公共工事設計労務単価より潜かん世話役についてまとめました。
上記画像はレインボーブリッジです。
レインボーブリッジの主塔基礎は当時の技術力の粋を集め、ニューマチックケーソン工法で施工されました。
潜かん世話役とは
加圧された密室内における圧気作業について相当程度の技術を有し、潜かん工事またはシールド工事(圧気)についてもっぱら指導的な業務を行うものとされています。
過去にはシールドトンネルを施工する際に圧気工法での作業がありましたが、近年では圧気工法は使われていません。そのため、現代ではニューマチックケーソン工法の積算をする以外で計上する機会はほぼ無いと思います。
ニューマチックケーソン工法については以下の記事に記載しています。
公共工事設計労務単価では、潜かん世話役は潜水士と並んで最も単価が高い職種の一つです。
潜かん世話役の労務単価
公共工事の積算に使用する労務単価は、国土交通省が全国的に行う労務費調査結果より定められています。年に1回のペースで改定発表があり、ここ数年は3月以降適用の単価表について、2月頃に発表があります。
2024年2月現時点での最新版を以下に掲載します。
PDF資料:令和6年3月から適用する公共工事設計労務単価について
(https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001724088.pdf)
最後に
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